針葉樹林の整備

主に、8m 以上の枝打ち・間伐・篠竹等の除伐作業を行い、地表に光が届く様にしています。殆どの針葉樹林は、まだ1回目の間伐を行う必要があり、その作業に伴い森林作業道も同時に開設し、機材の運搬や2回目の間伐による収穫に備えておきます。


何故、1回目の時点から作業道を?


作業道は使わなければ、壊れていく。しかし、道を入れておけば運搬車や人が通る為、路面も踏み固められるし、整備により、光が地表に届く様になる事で下草や潅木も育ち根を張り路肩が補強されていく。その為に、作業道を作る時点で、壊れない道を目指し開設する必要があります。


 

 


また現地の地形状況によっては、ロープを使用した簡易搬出システムを構築して、作業道まで材を搬出する場合もあります。( 簡易集材ですが、本線にはワイヤーロープを使用しています )


 


一方、松枯れが進行し始めている山林もある為、間伐に合わせて伐倒する必要がありますが、巨木化している為、より一層の安全対策を講じながら作業を行う必須となっております。